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お薬手帳のさらなる改善 [医療・医薬品]

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患者の投薬歴の管理は、今日までにさまざまな形で実現されていました。
パソコン上で動作する単体の薬歴簿から始まり、医薬分業と同時にフロッピーディスクやUSBメモリーでデータを共用するような仕組みも一次的に注目を集めました。
また現在でもお薬手帳をスマホ等で管理する事も可能となっています。

しかし、一旦紙媒体のお薬手帳で落ち着いたような気が致します。

物事を考える時、昨今とはいえ、全てをデジタル化する事が効率的だとは思えません。
お薬手帳が良いのは、その媒体自体が紙媒体(アナログ)であり、年齢を問わず誰でも利用できるところにあると思います。

しかし、そんなお薬手帳でも じっーと 見ていると、一つの問題点にたどり着きます。

患者がもし別々の医療機関にかかっている場合、処方箋も別々に発行され、別々のタイミングで
お薬手帳に投薬内容が貼られていきます。

患者の投薬歴の管理としては良いのですが、今服薬している薬がわかりずらくなってしまい、本来一元管理されているにも関わらず、最終的にチェックする薬局でも見落としてしまう事が発生してしまいます。

例えば、毎週薬局でもらうお薬と、一カ月にまとめてもらうお薬 二種類を服薬している場合、おのずから一カ月に一度もらう薬がページ後ろに隠れてしまい、現時点でどのお薬を服薬しているのか? 大変わかりずらい状態となってしまいます。

医療の分野では、特にこのようなわかりずらい事は、たとえどんなに小さな事でも改善していく重要性を強く感じてしまいます。

例えば、お薬手帳の先頭数ページをクリアファイル形式にして、今服用している薬と、投薬履歴を別にする事で、医療機関でも薬局でも、また緊急時の家族でも、患者の投薬歴とは別に、今どれだけの医療機関にかかり、どれだけのお薬を服薬しているのか、より明確になると思います。

システムとは少し離れてしまいますが、こういった問題も定義して改善案が届けばと思います。



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